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平松弘道選手 レース参戦報告 ~IRONMAN70.3 Vineman~

7月15日(日)IRONMAN 70.3 バイマンに4000 LTD Di2 Carbon/Black で出場しましたた平松 弘道選手からレースレポートが届きましたのでご紹介します。

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大会名:IRONMAN 70.3 Vineman
開催地:アメリカ合衆国カルフォルニア州ウィンザー
日時:2012年7月15日(日)
水温:23度
天候:曇りのち晴れ
レース距離:Swim 1.9km Bike 90km Run 21.1km(ND)

使用機材:KESTRREL4000LTD Di2(バイクフレームセット+電動コンポ)
     PROFILE DESIGHN PROSVET(ハンドル)
     PROFILE DESIGHN T2COBRA(DHバー)
     PROFILE DESIGHN カーボンボトルゲージ
     Panaracer RACE(タイヤ)
     SUUNTO t6c(スポーツウォッチ・心拍計)
     LAS CRONOMETORO 12年モデル(TTヘルメット)
     MAYSTORM 2ピースウエット(ウエットスーツ)
     MAYSTORM Original (サンバイザー)
     SMITH PIVLOCK90(サングラス)
     Asics ソーティマジック(ランシューズ)
     
大会結果:優勝 グレッグベネット(USA)3:45:49
     2位 ジョーガンブル(USA)3:46:14
     3位 マシューポール(USA)3:47:55
     DNF 平松弘道(JPN)

<大会目標>
70.3の世界選手権に出場するには8月2週目までにランキングで50位以内に入らねばならない。現在ランキングは126位。この大会ではトップ10に入り300ポイントをとり、8月最後のレースであるセブ70.3で50位入りを目指すシナリオである。トップ10については、ボイジーの結果から見ても、厳しい目標ではあるが、不可能ではないと思っている。スイムでトップ10パックに食らいつき、バイクでポジションを落とさずランで勝負。

<Swim 1.9km 24分49秒 15位>
スイムはロシアンリバーを950mを往復する。ほとんど流れはなく若干、復路がアゲインスト。30名ほどのフローテイングスタートなので、激しいバトルもなくメインパックで泳ぎ出す。メンバーはITUあがりが多く、スイムも速い。もはや70.3はITUの延長。だんだんとパックのポジションが下がっていく。往路の中盤には縦長のパック。おそらく速いパックは先にいっている。ここが正念場と気持ちをこめてストロークしていくが、本当にきつい。ついに最後尾に下がってしまった。ここで切れたらダメだと言い聞かせて踏ん張る。ITUワールドカップだと最後の完走パックのラインだろうか。前の選手もきつそうだ、集団から離れかかっている。突然、前の選手が立った。そう、ロシアンリバーは浅く、ときに立って走れるほどの水深。思わず私も立つ。上から状況確認。少し走ってまた泳ぐ。やはり第2パックの最後尾、それも切れかかってる場面。後ろは随分と開いて5~6名か。状況は確認できたが、一気に心拍も上昇し、腕を乳酸が支配し始めた。折り返し手前で脱落。立ち上がるんじゃなかった…そう思いながら、乳酸で動きが悪い腕を必死に回し続けた。復路では、明らかに失速している自分を鼓舞しながら泳ぐ。前の選手も一人で泳いでいるようだが、どんどん離れていく。パックを逃した悔しさ、焦りを頭から切り離して、今のベストに集中する。後ろのパックには追いつかれないだろうから、丁寧にこれ以上体力を奪われないように。

<Bike 90m 途中リタイヤ >
スイムアップするとプロだけに作られたトランジットエリアは大盛り上がり。ものすごい歓声の中、トランジッションに集中する。外気温は早朝のため14度くらいで寒い。ボイジーでの反省をいかして、寒さによるふらつきも考慮しながら丁寧にバイクをスタートさせた。スタートから下り基調を進み、しばらくすると激しいアップダウンが始まり、大きく3つの峠を越えてフィニッシュする。
序盤の下り基調でしっかり心拍を安定させてパックのペースに慣れていくつもりでいく。長い下りでブレンダンマーシュに一気に抜かれる。段違いのギアを踏んでいる。テクニカルなコーナーなどを攻めながら見える範囲でついていくが、直線路で一気に離されてしまった。そのあとは3人のパックに追いつかれる。その頃には心拍も落ち着いていて余裕をもって対応できた。それでも、速い。心拍も170越え、集中を外すと一気に崩れそうだ。速いペースに対応するだけでなく、水分補給やエネルギー補給にも気を配らなければならない。一つめのアップダウンをクリアしたところの下りコーナーで前の選手が左に寄ったのに予測ができなかった。前輪は浮かせて回避したが、段差(穴)に突っ込みリアをパンク。衝撃で右ひざをDHバーに強打。そのまま路肩の草むらに突っこんだ。
しばし、茫然。頭の中では混乱と失望で錯乱していたが、手は止めずパンクを直していた。次々に選手が越していく。意外と勝負できる場所にいたのかもしれないと更に失望感が強まる中、パンクを修理してコースに復帰。汗がひいた冷たい体で峠を下る。平坦路に入って踏み込むと強打した部分が痛む。DHバーも下がってしまっていてDHポジションが取れない。このままレースを続けることは完走目的になってしまうと感じ、エイドステーションにてリタイヤを宣言した。

<反省>
今回の反省は、落車につきる。なぜ、あそこで段差を予測できなかったのか。ただ、オーバーペース下ではこうしたミスは大いに起こりうる。実力不足と思う。パックのペースは2時間15分前後。勝負するなら、このペースは最低ライン。次のレースまでにこのペースに余裕ができるようにしないとまたミスは起こるだろう。そして、落車による精神的なダメージ。これは大いに反省したい。落車してパンクしたときに、必要なのは、レースを「たら、れば」で振り返ったり予想したりすることではなく、パンク修理に集中すること、動かなくなった膝を動くようにすること、だ。70.3のレースでパンクした際に完走目的でも走るのか、走らないのかを明確にして臨まなかったこともよくなかった。後味が悪いレースになってしまった。

ともかく獲得ポイントは0。これでラスベガスで行われる世界選手権は絶望的になった。セブ70.3もキャンセルして、2013年のポイントレースに向けてリセットする。今回のラスベガス挑戦は、不発に終わったが、アイアンマンを転戦するうえで必要なことを多く学べた。2013年期はフルディスタンスも走ってコナ世界選手権を目指す。そのためにも、ここでリセット、オフをとって8・9・10月としっかり練習を積み、11月の70.3台湾、12月のアイアンマン西オーストラリアで結果を出したいと思う。


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[ 2012/07/23 21:48 ] ケストレルユーザーの声 | TB(0) | CM(0)



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