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平松弘道選手 レース参戦報告4/21(日)全日本トライアスロン宮古島大会

今期、ケストレルサポートライダーとして活動しKESTREL 4000 LIMITED EDITION DURA ACE Di2 で全日本宮古島トライアスロン大会に参戦したSUNNY FISH代表の平松弘道選手よりレポートが届きました。


<第29回全日本宮古島トライアスロン大会>

大会名:第29回全日本宮古島トライアスロン大会
開催地:沖縄県宮古島
日時:2013年4月21日(日)
天候:曇
レース距離:Swim 3.0km → Run 6.5km
      Bike 155km
      Run 42.2km
使用機材:KESTRREL4000LTD Di2 11速ver.(バイクフレームセット+電動コンポ)
     PROFILE DESIGHN SVETZERO(ハンドル)
     PROFILE DESIGHN T2+(DHバー)
     PROFILE DESIGHN カーボンボトルゲージ
     Panaracer RACE typeA(タイヤ)
     SUUNTO t6c(スポーツウォッチ・心拍計)
LAS CRONOMETORO(TTヘルメット)
     SWANS Gullwing-R(サングラス)
     Asics ターサージールTS(ランニングシューズ)


大会結果:優勝 アントン・ブロックヒン 7:31:36
     2位 河原 勇人 7:40:56
     3位 松丸 真幸  7:49:03
    DNF 平松 弘道 

<大会目標>
2013年はアイアンマンプロツアーに参加し、宮古島大会への出場を悩んだ。どうしても連戦になってしまうと感じたためである。ただ、12月のIM西オーストラリア、3月のIMニュージーランドとアイアンマンを走り、連戦しながら強化していく厳しい現実と、ハワイポイントレースでの自分の実力を鑑み、国内宮古島大会においても、練習の一環で出場し、結果を出すことが大切だと(まだ国内でレースをすべきレベル)と考え、出場を決めた。昨年3位に入ったことで、優勝への期待が自他ともにあったことは間違いない。ただ、アイアンマンNZの後、体の疲労感や風邪などコンディションが上向かず、直前には優勝争いより、しっかりトップ10を狙うようなレベルに下方修正すべきと、頭の片隅にあるような状況で現地入りした。

<1st Run 6.5km 24:48 (11)>
強風・波浪によりスイム競技がラン6.5kmに変更となった。国内では、スイムが武器となり、展開を選べる位置にいるので、残念だったが、冷静に第1ランの準備をすすめることができた。第1ランがスタートし、想像以上にペースが速いことに驚いた。先は長いので、目標心拍である155拍前後で走りたいところだが、170を越えるペース。ロングでも、有力選手のパックをみすみす先にいかせる訳にはいかない。松丸選手、益田選手をマークしながら、トランジットへ。

<BIKE 155km 途中リタイア>
走り出して、すぐに前方でパックが形成され一列棒状になっているのが見えた。見る見る差がついていく。これは、オーバーペースで、有力日本人選手でも、後半落ちてくるだろうなと予想して、マイペースでいく。ほどなくして松丸選手、アントン選手にもパスされるが、ここも無理をせず。山本選手、益田選手のペースで走っていく。二人とも2月末に一緒に合宿したので実力を把握している。山本選手の元気がいいが、益田選手は後半に備えているように見えた。池間島へ向かう長い平坦路から、橋の上り坂にかけて、二人のペースが上がる。二人とも上り坂が速い選手で練習でもペースがあがるように感じていた。ただ、今回は自分のペースを守ることを優先して、パックを見送る。自分のコンディションの悪さはよくわかっている、無理はできない。同じく調子の悪そうな西内選手と東平安崎へ向かう。スイムがなかったため、普段は追いつかれないような選手にパスされていくが、闘志が湧いてこない。次第に、頭痛と吐き気がしてくる。まだ2時間しか乗っていないのに吐き気とは相当にコンディションが悪い。東平安崎にて寒気がしてくる。とても競技できるコンディションではない。順位を狙うことより、完走に気持ちを切り替えるが、ゾクゾクがとまらない。実際に、外気温も寒く、トライスーツで風を切って走ることが厳しくなってきた。1周を終えて、走り続けたが、震えがとまらず115km付近にてマーシャルにリタイヤを告げて収容していただいた。

<反省>
IMニュージーランドから1ヶ月半の間の過ごし方がよくなかったと思う。疲労を抜くことを考えて、距離を踏むスタミナ練習より、レース強度での練習を増やしたため、練習量は減り、焦りもうみ、3週間前と2週間前にそれぞれ1日半寝込むような風邪を引いていた。当日も、体調は万全とは思っていたが、直前に引いた風邪を押さえ込んでいただけだった。筋肉の張りがよかっただけに、体の内側をしっかりと見ることができていなかったと思う。
12月から4月までの間に3戦というハードスケジュールを組んでみて、こうして学びも多かった。次のレースは6月9日(日)アイアンマン70.3セントレア知多・常滑ジャパンを予定している。1ヶ月半しかないが、反省をいかしてコンディショニングしていきたい。


レースの翌日は、前日の荒れ模様が嘘のように晴れ渡り、なぜレースは今日じゃなかったのと気まぐれな天候に放浪された29回目の宮古島。

来年は、30回目の節目の記念大会。
レースが終われば新たな挑戦が始まる。
今期のトライアスロンシーズンはまだまだ始まったばかり。これからの活躍に乞うご期待!
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[ 2013/04/28 09:51 ] レースレポート | TB(0) | CM(0)