4/19(日)
第31回全日本トライアスロン宮古島大会に
KESTREL 4000-Di2で参戦した石井 麻実選手からレポートが届きました。

◆使用機材
バイク:
KESTREL 4000 DURA ACE Di2ヘルメット:
LAS -VICTORY腕時計:SOMA Run ONE300TRIATHLONブルー/ピンク
大会名:
第31回全日本宮古島トライアスロン大会 開催日:2015年4月19日(日)
開催地:沖縄県宮古島市
スタート:7:00 ➡8:00に変更
競技内容、コース:スイム3km(宮古島市下地字与那覇前浜)、バイク157km(宮古島市下地字与那覇前浜 ~宮古島市陸上競技場)、ラン42.195km(宮古島市陸上競技場付帯公認マラソンコース)➡スイムが6.5kmランのデュアスロンに変更
気温:23.9℃ (7:00)
天候:雨(7:00)
水温:24℃(5:45)
風速:6.1m(7:00)
湿度:97%(7:00)
成績:女子総合2位
総合記録9:01:25(B5:26:02 R3:35:23)
※バイクタイムは第一ランのタイムを含む。
順位―名前―年齢―所属―総合―第一ラン+バイク―ラン
1―酒井絵美―34―ライムメンバーズ―8:49:37―5:13:30―3:36:07
2―石井麻実―26―東京ヴェルディ―9:01:53―5:26:02―3:35:23
3―Julia Bohn―35―ドイツ―9:04:01―5:28:58―3:35:03
4―高橋美紀―42―宮城県―9:34:58―5:53:17―3:41:41
5―中島聖子―35―兵庫県―9:40:11―5:49:45―3:50:26
6―久保田文―50―沖縄県―9:42:26―6:04:42―3:37:44
1.今大会への目標
3位入賞。
2.レース展開
天候不良の為、スイムが中止になりラン6.5kmバイク157kmラン42.195kmのデュアスロン競技に変更となった。
第1ランは良い位置でスタートをする事ができた。直後は周りのスピードが速かったが、惑わされないようにマイペースを守り走った。中間を過ぎた頃から前を走る選手を抜き2位を走っている事が分かった。そのままの順位を保ち1位の酒井絵美選手(ライムメンバーズ)と約50秒差の2位でバイクに移った。
今回からコースが変更になり1つのポイントである片道3540mの伊良部大橋がスタート後10km程にある。橋の上は時々DHポディションを取るには危険な位の突風が吹く。島を約20km走るが途中の右カーブで転倒してしまった。右肘を流血し、補給ボトルが壊れ動揺した。しかし、沿道の人が声をかけてくれたり、この日の為にやってきたのだからこんな事で諦めてはいけないと思い再び走り出す事ができた。幸いバイクにはトラブルがなく安心した。後から思い返せば前に追い付こうと焦っていた気持ちもあった為、この事で冷静になれたかもしれない。伊良部島が終わってからトップと4分半差の3位と聞かされた。落車の際にAndrea Hopkin選手(オーストラリア)に抜かされたようだ。補給とペースに気を付けながらレースを進めていく。変わらず時々強い風が吹いていたが、 2月に合宿を行い様々な風の強さや風向きを経験していた為それほど気にならなかった。途中Andrea選手にトラブルがあったようで再び2位になり1位酒井選手と12分32秒差でバイクフィニッシュした。
ランは後半失速してしまう事が多い為、いつも以上にオーバーペースにならないように気を付けた。トレーニングを思いだしレースを進めた。21kmの折り返しコースの為、差が確認できる。酒井選手20km辺りですれ違い、自身が折り返して少しすると3位のJulia Bohn選手(ドイツ)ともすれ違った。2選手とも良い走りをしていた。しかし自分のペースを崩さず走るだけと思った。30km辺りで少しペースが崩れてしまったが、大きく崩れる事なく走りきれた。酒井選手に少し詰まり、Julia選手には20秒詰められた。
最終的には優勝の酒井選手と11分48秒差の2位でのフィニッシュとなった。
3.レースを振り返って
去年の11月から今大会に向けたトレーニングを行ってきた。今までは量にこだわっていたが、自分に足りないものは何かと考え、質を意識したトレーニングも取り入れ様々な距離と強度に対応できるよう取り組んできた。ロングディスタンス4年目なるが年々自分自身の調子と相談しながらトレーニングを進められるようになってきた。その結果、初の表彰台で目標を達成できた事は嬉しく思う。
しかし、日本トップや海外選手とは力の差がある。この差を埋めるべく体力、精神力共に強くなっていきたい。
4.次レースに向けて
6/7(日)
IM70.3セントレア知多半島ジャパンに出場する。ミドルディスタンスになる為スピードを強化していく。目標は3位入賞である。
最後になりましたが、今大会の運営にかかわった関係者各位、ボランティアの皆様、そして多くの声援を頂いた皆様に感謝申し上げます。
東京ヴェルディトライアスロンチーム
石井麻実
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