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2013アイアンマン・ジャパン北海道 バイク機材戦略 ~稲寛彰選手~

LEGEND SL IM_2
弊社サポートライダーの稲 寛彰選手より、アイアンマン・ジャパン北海道のバイクコースから機材の選定について、レポートを頂きましたので掲載します。

「2013アイアンマン・ジャパン北海道のバイク機材戦略を考える」

北海道洞爺湖周辺での1回目の大会ということもあり、どんなコース・プロフィールなのか?と思っていたところ、正式なバイクコースが発表され、コースの高低差グラフと獲得標高差1,892mを見た第1印象は「山岳コース」であった。

たまたま、今年6月に大分県で行われた全日本選手権ロード大会の周回コースを確認してみたところ、1週15㎞のコースで1週の獲得標高差は470m。この周回コースをエリートクラスは12周回し、獲得標高差5,640mという厳しい山岳レースであったのだが、テレビで見たレース展開は1週目から集団がばらけ、ロードエリートクラス出場の選手でもかなり厳しいレース展開であったのがとても印象的であった。

今回のアイアンマン・ジャパン北海道のコースの標高獲得差1,892mというレベルは、この大分県で行われた全日本ロード選手権の周回コースの4周回分に匹敵する。コースレイアウトのイメージはやはり「山岳コース」となる。

次に、これまで出場したトライアスロンのバイクデータで標高獲得差をチェックしてみた。全て手元のバイクメーターの値となるが、2011アイアンマンコリア(バイク180㎞)が1,724m、2011佐渡(バイク105㎞)が871m、2012宮古島(バイク153㎞)1,148m、2012アイアンマン70.3ハワイ(バイク90㎞)が1,012m、2012アイアンマン70.3セントレア(バイク90㎞)が1,225m、2012アイアンマン70.3プーケット(バイク87㎞)が851mであった。

これまでのデータを確認してみると、アップダウンの程度(感触)という観点では、2012アイアンマン70.3セントレアのバイクコースがイメージに近い(2013の同レースのバイクコースは大幅に変更された)という印象だが。

そして最後に、公表された2013アイアンマン・ジャパン北海道のバイクコース。レイアウトを見てみると、コースの最初と最後のそれぞれ約25㎞、合計約50㎞だけがフラットで、残りの約130㎞は上りと下りで構成されていることが確認できる。

発表されたバイクコースのレイアウトから、個人的にバイクコースに6つの山岳(頂上)ポイントを設定し、それぞれの上りの距離、標高差、平均勾配を以下のようにまとめてみた。

アイアンマン・ジャパン北海道2013バイクコース
スタート地点から(KM) 距離(M) 標高差(M) 平均勾配(%)
第1山岳ポイント 25 6000 150 2.50%
第2山岳ポイント 35 25000 350 1.40%
第3山岳ポイント 70 8000 100 1.25%
第4山岳ポイント 105 20000 300 1.50%
第5山岳ポイント 135 7000 150 2.14%
第6山岳ポイント 145 6000 150 2.50%
トータル 72000 1200 1.67%



およその目安ではあるが、6つの上りのトータルは約72㎞、平均勾配は約1.67%となる。平均1.67%だけの数値を見ると勾配はそれほどきつくないように見えるが、約70㎞以上のヒルクライムをこなすことになる。特にスタートから約35㎞地点から始まる第2山岳ポイントの上りは約25㎞、そして、スタートから約105㎞地点から始まる第4山岳ポイントの上りは約20㎞もある。ヒルクライムレースを一気に3、4本、こなすようなコースレイアウトに見える。

また、6つの山岳ポイントがあるということは6つのダウンヒルがコースレイアウトに含まれており、コースを試走していないのでわかりにくいコース状況ではあるが、バイクコントロールにおけるテクニカルな要素を求められることも考えられる。

そこで、2013アイアンマン・ジャパン北海道のバイクコースでタイムを稼ぐために、TTバイク(Talon)ではなく、LEGEND SLのロードバイク使用にアタッチメントバーを装着し、ホイールも軽くてエアロ効果の高いホイールを装着したバイクでレースに臨む決定をした。

以下、2013アイアンマン・ジャパン北海道に向けて準備したLEGEND SLの詳細である。

LEGEND SL (51cm) 完成車重量約7.3㎏(2013アイアンマン・ジャパン北海道仕様)
ハンドル:デダ・ゼロ100コンパクトホワイト(420㎜)
ステム:デダ・ゼロ100セルビッツイオコルセ31(120㎜)
シートポスト:デダ・スーパーゼロホワイトマットカーボン(径31.6㎜)
アタッチメントバー:デダ・パラボリカドウエ31
コンポーネンツ:シマノ・デュラエース7970(メカニカルシフト10段)
フロントギア:シマノ・デュラエース7970(54×39)
リア・スプロケット:シマノ・デュラエース7970(11-28T)
ペダル:ルック・ケオブレードカーボン(クロモリアスクル)
サドル:フィジーク・アンタレスバーサス(K:iumレール)
フロント&リアホイール・リム:ファーストフォワード・F6R
フロント&リア・ハブ DT SWISS・180カーボンセラミックロードハブ
タイヤ:ビットリア・コルサCX(23㎜)
サイクルコンピュータ サイクルオプス・ジュールGPS


LEGEND SLインプレでも触れさせていただいているように、フレーム自体の軽さが際立っているので、写真のトライアスロン使用にしても、総重量が約7.3㎏と軽量である。後はレース時に、ボトルとスペアタイヤの重さが加わるだけである。ちなみに、TALONのTTバイクでも約9㎏弱となり、TTバイクとしては決して重くない仕様なのだが、山岳コースと思われるコースレイアウトのため、上りにおいてエアロポジションを取る機会が少なくなると考え、ダンシング、シッティングのポジションをフレキシブルに使えるLEGEND SLをチョイスする。バイクの総重量として約1.5㎏の違いだが、70㎞程度上りをこなすことを考えると、重力を減らすために少しでも軽いことにこしたことはない。

また、LEGEND SLの剛性と瞬発性の高さが上りのタイムを短縮させ、疲れ切ったダウンヒルにおいても、ヘッドチューブの剛性の高さからもたらされるコントロール性能の高さが、安定したダウンヒルのコントロール性を向上させ、タイム短縮につながると考えている。

パーツとしてのこだわりは、回転系はセラミック・ベアリングを使用し回転性能を高め、アタッチメントバーにはバーテープを巻き、色々なポジションで利用でき、衝撃吸収性を高める効果を狙っている。フロントギアのインナーは通常のトライアスロンレースでは42Tを使用しているが山岳コースと判断し39Tに、フロントのアウターギアは平地と下りでも踏み込めるように54Tをセット。リアスプロケットも上り・下りと平地で最大限攻め込めるように11-28Tをセット。フロントギアのアウターとインナーの歯数の差が大きく、チェーンの脱落を防ぐために、チェーンウオッチャーを装備。

また、タイヤについては21㎜幅から23㎜幅へと変更し、耐パンク、コントロール性、衝撃吸収性の向上を図っている。

このLEGEND SLで2013アイアンマン・ジャパン北海道のバイクコースで良いパフォーマンスを発揮できるか、今から楽しみである。



レースに申し込んだ時からレースは始まっていますが、限られた情報の中で如何にコースにあった機材をベストチョイスするかで、結果は変わってきます。
初めての大会だけに参加者の皆さんも試行錯誤して準備されていることと思います。
第1回目の大会が成功裏に終わることを願っています。

[ 2013/08/27 10:40 ] ケストレルユーザーの声 | TB(0) | CM(0)

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