8/24(日)
アイアンマン・ジャパン北海道に
KESTREL 4000-Di2で参戦した石井 麻実選手からレポートが届きました。

大会名:IRONMAN JAPAN HOKKAIDO
開催日:2014年8月24日(日)
開催地:有珠山噴火記念公園・珍小島周辺
スタート:6:01
競技内容:スイム3.8km バイク180.2km ラン42.2km
成績:バイクリタイア (スイム1:04:35)
順位 名前 年齢 国 総合 スイム バイク ラン
1. Shiao-Yu,Li 37 Tiwan 9:58:30 1:04:34 5:31:05 3:17:05
2. Jessica,Fleming 39 Australia 10:06:49 1:00:19 5:33:54 3:26:32
3.Tanaka Keiko 30 Japan 10:09:24 56:42 5:44:39 3:22:43
1.今大会への目標
10時間半切り。
初のアイアンマン出場のため、来年以降アイアンマン・ハワイ挑戦に向けて今自分がどれ位のタイムで走る事ができるかを試す事。
2.レース展開
〈スイム〉
男子プロスタート1分後の6:01女子プロ9名がスタートした。第1ブイまでは直線の1kmであった。スタート後は4名ほどの集団で進めたが、前に2名程見えていた為追い付くよう泳いだ。ブイが小さく頻繁にヘッドアップを行いレースを進めた。三角形に泳ぎ1回上陸して2周目に入った時に前と差が開いてしまっていた。少しペースを上げ、Shiao-Yu,Li(Tiwan)選手とスイムアップした。
トランジッションはウエットスーツを脱ぐ練習を取り入れていた為、スムーズに行う事ができた。
〈バイク〉
感覚は良く脚も良く動いていた。湖畔沿いを25km程走り町に出ていくアップダウンの続くタフなコースの為、ペースに気を付けながら進めた。しかし、40km地点でなかなかスピードに乗れず変だなと思っていたらスローパンクをしていた。急いでパンク修理をして、走り出そうと思ったら、2回目のパンク。バルブに変な力が加わったようだった。替えのチューブが切れ、絶望していたらマーシャルがいたので、メカニックを呼んでもらった。待っている間もスイムを後から上がったプロ選手やエイジの沢山の選手に抜かれてしまった。メカニックが到着しパンク修理と調整をしてもらい再出発。時間をかなりロスし、身体は冷えきり焦りしかなかった。しかし、最後まで諦めないよう切り替えた。補給物も上手くとれ、気持ち悪さもない。しかし、150kmを越えた辺りから低血糖のようになり眠気が襲ってきた。給水や補給を行って、バイクアップしたら状況が変わるかもしれない。とにかくゴールだと思い進めたが、160km地点で意識を失いポールにぶつかり落車していた。
落車の痛みと頭痛の為リタイアとなった。
3.レースを振り返って
今回レース中初めてパンクを経験した。2回目のパンクはバルブが曲がってしまったのが原因の為、空気を入れている時の自分の不注意であった。
又、低血糖のようになったのは振り返ると給水が足りなかったのが原因と思われる。
色々なハプニングが重なってしまったが、良い経験と思える時が来るようにまた取り組んでいきたい。
4.次レースに向けて
10/13(月)オリンピックディスタンスの長崎国体に出場する。トレーニングは質、スピードを高めていきたいと考える。
最後になりましたが、今大会の運営にかかわった関係者各位、ボランティアの皆様、そして多くの声援を頂いた皆様に感謝申し上げます。
東京ヴェルディトライアスロンチーム
石井麻実