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稲 寛彰選手 レース参戦報告 ~6/2(土)IRONMAN70.3 Hawaii~

6月2日(土)IRONMAN 70.3ハワイのレースがハワイ島コナで開催され、この大会で4000 LTD Di2
Carbon/Black
で出場した稲 寛彰選手からレースレポートが届きましたのでご紹介します。

HAWAII_2_convert_20120621124147.jpg

日時:2012年6月2日(土)
場所:ハワイ島コナ
天候:晴れ・強風
参加人数:1,512名

成績:総合116位
総合タイム:4:57:50
スイムタイム:38:49
バイクタイム:2:38:04
ランタイム:1:35:06

オフィシャル・リザルト
http://ironman.com/assets/files/results/honu70.3/2012.htm

 
レース当日は、晴れているものの、朝から強風の状態。後でホテルの人に聞いたが、この大会が開催された週は現地の人にとっても風がとても強い1週間だったようだ。この風邪がレースの行方を大きく左右することになる。

スイムはエリート部門の選手が先にスタート。その後、全選手が一斉にスタート。1,500超のアスリートが同時にスタートするため、バトルを避けるべく、比較的アウト側からスタート。これも失敗の要因に。
欧米のレースに出場するたびに、スイムのレベルの高さを認識する。今回も、なかなか、抜け出して自分のペースで泳げなかった。

ブイの進路変更ポイントでは、常に大渋滞に。体格の良い欧米選手が渋滞しているポイントを避けようと、ブイやコース取りは最短距離のルートが取れなかった。

沖に出ると、強風のため、波が高く立ち、ブイや周りが見えない状態に。また、強烈な日差しが昇り始め、クリアレンズのゴーグルでは、まぶしく、さらにコースが確認しにくい状態に。

それでも集団内で位置しゴールを目指していると、集団ごと、大きくコースアウト。どこを泳いでいるか、周りが見えず、どこに泳いでいったらよいのか全くわからない状態に。強風の影響で波が高い状態が続いていたため、これ以上のミスを避けるべく、仕方なく、立ち泳ぎ、平泳ぎを繰り返し、離れた場所で棒状に泳いでいる、アスリートの集団に復帰を図る。潮流や強風の影響で戻るのにてこずったが、何とか復帰し、最後に岸のゴールを目指す。

もう少しで岸に上陸と言うところに、目の前をウミガメが横切る。ハワイ島のコナではウミガメを保護しており、海岸やビーチでよく見かける。ウミガメのおかけで少しリラックスでき、スイムフィニッシュ。自分の計算では、5分ほど、目標タイムに対して。ロスしたと計算している。

バイクに移り、自分のペースを刻む。コース上では強風が吹き荒れ、周りのアスリートたちも苦しんでいるようだった。コースは一度、コナ空港の方に南下し、その後、ハービーの折り返しポイントまで北上するコースレイアウト。

最初の折り返し後のハービーまでは、強風の向かい風との戦い。「これがコナ・ウインドウなのか。」と想像以上の強風に驚く。コースもハービーまでは上り基調が続き、我慢勝負に。それでも、自分のペースを刻み、選手を次々にパスする。ただ、いくら選手を抜かしても、まだ選手がいるので、自分のスイムゴールが相当悪かったことを認識する。

天候もハービーに向かうにつれて、変化が激しくなり、強風の中、雨が降ったり、止んだりとコンディションが大きく変わる。

コナの風は一方方向からまっすぐ吹いてくるのではなく、「クロス・ウインドウ」と呼ばれているように、海岸線と丘陵という地形要素から風邪が巻いてぶつかってくる風が特徴だ。

特に、このクロス・ウインドウにより、ハンドル操作が非常に困難となる。私はタイム狙いで、前後輪にZIPP808を装着してレースに臨んだが、これが大きな失敗。ちなみに、ランスもリエトも前輪は4cmリム高のディープリム、後輪は8cmリム高のディープリム高でレースに臨んでいた。

バイク競技歴が長く、操作テクニックにも自身はあるが、今回のクロス・ウインドウは想像を大きく超え、コナでのレースではZIPPであれば、202、もしくは303でレースに臨むべきだと言う結論に至った。後輪ディスクはこのレースでも使用禁止だが、使用すれば、海へ続く崖に落ちていくことになろう。

ハービーの手前で、反対車線を車列が向かってくるのを確認。ランスがスイムも早いことを知っていたので、「ランスが来たか?」と自分のレースよりも迫るランスの姿に興奮。遠目でもランスの特徴である、高回転のペダリングが確認でき、追い風のクロス・ウインドウの中、エアロ・ポジションでヘッドダウンした徹底的なエアロフォームですれ違う。「ランス!ゴー!」と思わず、叫んでしまった。

その後しばらくして、リエトとすれ違い、その後は大きく差をつけられた上位選手とすれ違っていく。

ハービーの折り返しを過ぎると、追い風基調に。時速も60km/hを越えるような中、向かい風で苦しんだ、クロス・ウインドウの影響がさらに深刻化。

ハイ・スピード時におけるクロス・ウインドウの影響はものすごく大きく、とてもエアロ・ポジションが取れる状態ではない時も。ランスとすれ違ったポイントに差し掛かると。ものすごい、クロス・ウインドウだったが、ランスはきれいなエアロ・ポジションで駆け抜けていた。ここで、パワーだけではなく、ランスのテクニックの高さを確認。

バイクは何とか無難に終わらせ、ランへ。後で、バイクの平均ワット数を確認したが、バイクのコントロールに気をとらわれ、いつもより低いワット数を確認。ハートレートの平均値も低めだった。バイク・ポジションの問題も認識したので、のちほど、修正。

ランは、海岸に面したゴルフコース基調とした小刻みなアップダウンのあるコースレイアウト。ここでも、強風が猛威を振るい、向かい風時に大きく苦しめられる。

ただ、Kestrel 4000 LTD Di2のおかげで、思っていたより、ランの走り始めが軽い。今シーズンからKestrel 4000 LTD Di2に乗っているが、例年より、バイクからランへのトランジット後、ランの走り始めに良い感触を覚える。特に、後輪がディスホイールより、ディープリムの方がランの走り始めのダメージが少ないように感じている。

ランに移ると、バイクの状況を継続して、前を行く選手を次々にパスしていく。今回、大半は米国国籍の選手であったが、スイム、バイクとパワーでレースを展開するレベルの高さがあったが、ランは大柄な選手が多いせいか、失速する選手も多かった。

フォームに集中して、強風の中、ガーミンをペースメーカーに、自分のリズムを刻む。ランの後半に向けて調子が上がり、集中力を保ち、ラストスパートでゴール。

トータル・タイム4:57:50でゴール。総合成績は1,512名中、116位でゴール。最後の21KMのランを1:35:06で走りきれたのが収穫。

 
レースを総括すると、ハワイ・コナでの開催と言うこともあり、参加者全体のレベルが高く、主催者側が言うように、アイアンマンシリーズで最も難易度が高いコース・レイアウトと言うのは間違いないであろう。ただ、厳しさの中に、自然の醍醐味を十分満喫できる大会でもあり、チャレンジしがいのある大会でもある。

今年は特にランスが参戦して優勝したと言うこともあり、自分にとってもとても記憶に残る大会となった。

スイムは着実に自分のレベルが上がってきてはいるものの、まだまだ、修正すべき点は多い。バイクに関しては、ポジションに問題があるとレース中に感じたため、修正が必要。自信を失いかけていたランが、イメージ通りに走れたことがプラスになった。

6月24日(日)のアイアンマン70.3セントレアでは、現在の良い点、悪い点を再点検し、現在のベストな状態で、ミスのないレースをしたいと考えています。
[ 2012/06/20 15:51 ] レースレポート | TB(0) | CM(0)

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