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稲 寛彰選手 レース参戦報告 4/21(日)全日本トライアスロン宮古島大会

今期、ケストレルサポートライダーとして活動しKESTREL 4000 LIMITED EDITION DURA ACE Di2 で全日本トライアスロン宮古島大会に参戦した稲 寛彰選手よりレポートが届きました。

Miyako_2013_2.jpg


日時:2013年4月21日(日)
場所:沖縄県宮古島
成績:DNF (ラン13KM地点あたりでリタイア)
   バイクラップ44位(含む第1ラン)
バイク:ケストレル4000LTD
コンポーネンツ:シマノDi2(10S)
ホイール:(前)ZIPP808ファイアクレスト・チューブラー
     (後)ZIPP SUPER-9・チューブラー
ハンドル:デダ
ステム:デダ
バーテープ:デダ
サドル:プロロゴ
ペダル:ルック
チェーン:KMC
サイクルコンピューター:サイクルオプス
ボトルゲージ:エリート
ボトル:エリート

バイクのセッティングはほぼ昨年と同仕様。10%近い登りが2、3あるが基本、高速コースと認識しているので、平地仕様で。昨年は、インナーギアを使わなかったので、アウターでパワーを出すセッティングに。ただ、今年はスイムがキャンセルとなり、強風の中のレース展開となったため、向かい風の中でかなり足にダメージを受けることになり、昨年はアウターで登り切った坂もインナーを使わざる得ない状況に。

自然との闘いでもあるトライアスロンは、バイクセッティングが大きな要素でもあるが、今年は不発に。今年の宮古島のバイク・レース・コンディションは、アイアンマン・ハワイ同様に「風との闘い」となったため、フロントホイールはリム・ハイトが低めのディープリム、リアはリム・ハイトが高めのディープリムのチョイスがベターであった。

「向かい風か追い風か。」というバイク・コンディションであったため、第1ランで疲労した足や腰のダメージを、バイク時の向かい風の中で可能な限りダメージを抑え、上り坂でも負担軽減するような乗り方(攻め方)を必要とされるレース展開であったと振り返っている。私は昨年のイメージのまま、バイクで上位に行けるだけ行くしかなかったので、高速使用のセッティングで攻めるしかなかったが、結局、このバイクセッティングと攻め方がバイク終了後のランでのリタイアになってしまったと振り返っている。

今回のレースでは、バイクセッティングにおいて、自分のコンディションや気象条件などを再考させられる良い教訓を与えてくれたと受け止めている。


(第1RUN)
レース当日は強風と海の流れが速いため、スイム中止で第1ラン6.5KMに変更され、デュアスロンに。予定より、1時間遅れのスタートとなった。

スタートまで入念にアップを行い、第1ランのスタート前方に待機する。スイムでは通常、出遅れる展開なので、デュアスロンに変更となったのは私にとってプラスと考えていたのだが…。
スタート地点でケストレル・サポート選手である、平松選手と石井選手と声をかけあう。スタートから速い展開になると予想していたので、いけるところまで先頭集団についていき、バイクで攻めて、昨年のバイク終了後の順位(総合33位)を上回って最後のランに臨む展開を思い描く。

スタートと同時に想定通り速い展開。総合トップ10を狙う選手たちがハイスピードを維持しながら第1ランが進む。想定通り、行けるところまで速い展開についていき、2KM過ぎたあたりからマイペースで第1ランをこなしていく。
やはり、トライアスロンと違う展開で、ランが速いと認識している選手たちに先行される。正確な第1ラン・フィニッシュは公式記録がないので不明だが、総合100位以内では第1ランをフィニッシュできたと認識(昨年のスイムフィニッシュは総合200位)。

(BIKE)
予定通りの展開とバイクに移る。トランジッションも無難にこなし、バイクコースへ。
ただ、デュアスロンとなったため、集団がかなり密集しており(スイムだと個々の差が開きやすい)、ちょっとのミスが上位集団の順位をすぐに変更させてしまいそうな雰囲気を感じた。

バイクに入るとしばらく向かい風との闘い。かなり向かい風が厳しい状況が続く。ただ、力の差も出やすいのも事実。周りが同等の実力なのか、それとも厳しい向かい風のためか、なかなか思ったように順位が上がらない。
どうしても、向かい風の中ドラフティングにならないよう注意しながらの走りとなり、なかなかリズムに乗れない。こうした展開が1回目の池間大橋の周回まで続く。

池間大橋を渡りきったあたりでトップ集団とすれ違う。デュアスロンなので、トップとの差があまり開いていない。まずまずの順位の位置と認識しながら、追い風セクションに入る。
追い風になると自分のリズムを取り戻し、先行する選手をパスする。ただ、アップダウンが続くセクションに入ると、足に違和感を覚える。珍しく、両足が痙攣しそうになる。

まだ先は長いと、昨年使わなかったインナーギアを使い10%程度の登りをこなそうとしたが、足がつり、パワーを出力できず、大きくスローダウン。応援ツアーに参加していた家族の声援を受け、失ったリズムを最小限にとどめ、坂をこなす。
「なんで?」とパワーダウンにショックを受けたが、自分のペースで回復を待ち、リズムを刻む。補給はしっかり取り、水分補給も定期的に行っていたが、第1ランとバイク前半の向かい風のダメージがかなり足と腰にきており、且つ、まったく上がらない気温のため、体が冷え、足がつりやすくなったと理解している。

バイクコースの2周回目に入り、また、向かい風との闘いが始まる。さすがに、2周回目の向かい風セクションはきつい。これがまた、池間大橋まで続くかと思うと精神的にも厳しい2周回目のバイクとなった。

池間大橋までの向かい風区間を自分のリズムで進み、池間大橋の手前でトップ集団とすれ違う。トップ2選手は想定通りバイクの強い海外の招待選手だったが、3位で走っていたのは、なんとエイジ参加の竹谷選手であった。元MTBのクロスカントリー日本チャンピオンなので、バイクの強さには注目していたが、このタフなコンディションの中で、その強さを輝かしていたのには、驚いた。今回の宮古島では、バイクパートで一番強い日本人だった。

もうしばらくすると池間大橋という向かい風の区間で、先方で歩道に入る選手を確認。「平松選手?」と思ったところ、平松選手であった。声をかけるが、かなり調子が悪そうな様子。このタフなコンディションの中で、総合上位を狙う選手たちにもハプニングが起きていた。
池間大橋を折り返し、再び追い風セクションへ。ここで、再度、攻めると決めていたので、バイクゴールに向けて踏み込む。

バイクゴールに向けて先行する選手をパスしながら攻めていると、私を追い越す選手が出現。「誰だ?」と確認すると、昨年総合6位の菅沼選手。「さすがに速い。」と思いながら、視界から消えないよう、追っていく。ただ、この時点でこの順位にいるということは菅沼選手にも何かしらのハプニングがあったのであろうと考えたが、逆に総合上位からはそんなに遅れていないのでは?という考えも湧いてきた。
バイクゴールし、トランジッションエリアに入って行くと、ゴールした選手が予想以上に密集しており、混戦状況であることが確認できた。

(第2RUN)
可能な限りすばやくトランジッションを終え、ランコースに出ていく。今年の宮古島では、最後のラン走りきるため、通常のスピードタイプのシューズではなく、ソールのクッション性と安定性の高いランニングシューズをチョイス。

ランの走り始めは好調。目標ペースに近い形で走り続ける。ランスタート後、3‐4KM地点あたりの坂道を耐えて走っていると、総合上位を狙っていたとみられる戸原選手が既に走りを止めており、総合上位陣もかなり予想外の展開になるほど、厳しい戦いになっていることを再認識。なんとか、目標のペースで最後のランを走りきることに集中する。ランスタート後、7KM地点を過ぎたあたりから、足が全く動かなくなり、とうとう歩いてしまう。クッション性の高いシューズをチョイスしたが、その時は、逆にシューズの重さをネガティブに感じてしまった。

一度、歩いてしまうと、なかなかリズムに乗れない。後続の選手にどんどんパスされてしまう。総合50位以内完走で…、という目標がどんどん遠ざかる。
何とか気を持ちながら走っていたが、10KM地点あたりのエイドステーションでサングラスを外して、水をかぶった際に、右目のコンタクトレンズを紛失。全く走れない状況ではないが、集中力を欠く。
13KM地点あたりのエイドで、リタイアを決意。

2013年の宮古島のレースが終わってしまった。昨年以上の成績を出すことを目標にレースに臨んだが、思ったパフォーマンスが発揮できなかった。


今回、良いパフォーマンス発揮のために不足していた点を修正し、2013年6月9日(日)開催のアイアンマン70.3常滑を次の目標レースとして、準備を進めていく。
アイアンマン70.3常滑の準備として、この1か月の間で2、3トライアスロンレースに参加し、コンディションを上げてレースに臨む計画である。


強風と寒さが選手の体に少しずつダメージを与え、色々なアクシデントが身に降りかかり、完走することの難しさをこのレポートから学ぶことができます。
まだまだシーズンは序盤戦。
これからどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。


[ 2013/05/07 09:01 ] レースレポート | TB(0) | CM(0)

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