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LEGEND SL インプレ①

KESTREL SL_3

サポートライダーの稲 寛彰選手からLEGEND SLのインプレレポートが届きました。
KESTRELから今期登場した、軽量バイクですが、乗り手の強い味方となってくれることでしょう!

LEGEND SLのデータ
ライダー身長 172㎝
サイズ 51㎝
トップ長 52.5㎝
BBセンターからサドル 70.5㎝
ハンドル デダ
ステム  デダ
シートポスト デダ
コンポーネンツ シマノデュラエース
ペダル ルック ケオ・カーボン
サドル フィジーク
ホイール・リム Kinlin
フロントハブ DT SWISS
リアハブ サイクルオプス・POWERTAP
タイヤ ビットリア
サイクル・コンピュータ サイクルオプス・POWERTAP


持って軽く、乗って軽い、高剛性バイク

<LEGEND SLの優位性>

・驚異的な軽さ
・異次元の高剛性
・アルミフレーム並みの瞬発性(運動性能)の高さ

<LEGEND SLの弱点>

・快適性の欠如

これまで、ロードバイクとして使用していたTALONからLEGEND SLにスイッチし、約1か月程度乗り込んだので、インプレを紹介させていただく。

まず、第1印象は組み上がった時に持った時の軽さ。TALONはエアロバイクであるため、決して軽いとは言えなかったが、それでも、比較感として異次元の軽さ。ケストレルも謳っているように、「ケストレルのこれまでのバイクの中で最も軽い780グラム。」は伊達ではない。

アルミディープリムの練習用ホイールを装着してのこの軽さなので、決選用の軽量ホイールを装着すると、驚異的な軽さでのバイクとなる。

この軽さ感だけでも、ヒルクライムレースでかなりなアドバンテージになることが想像できた。

乗り始めると、走行感でも軽さが際立つ。バイク重量が軽いので当然かもしれないが、これはただ、重量が軽いだけの走行感ではない。乗りこなしているうちにそのポイントが明確になった。フレームの剛性の高さである。

特に、ゼロ発進の立ち上がりは最高。今まで様々なバイク(スチール、アルミ、チタン、カーボン)に乗ってきたが、文句なしに、一番の良さ。乗ったイメージは、1990年代後半にかけてブームとなった軽量アルミフレームの感覚に近い乗り味。ゼロ発進からペダルに体重をかけて踏み込むと、アルミフレームの「パリッ、パリッ」といった感覚に近い感じ。ただ、アルミフレームほどはカーボンフレームなので反応がクイックではないが、カーボンフレームとしては、パワーの入力に対して、異次元ともいえる反応の良さ。かなり、「瞬発性」の高いカーボンフレームである。

上りに関しては、予想通りの走行感の軽さを体感できる。重量自体が軽いので、上りの適正が高いのは予想されたことだが、フレームの剛性が高いので、ダンシングで重いギアをかけても、トルクを完全に受け止め、上りでの推進力に変換できる。ダンシングで、500キロワット程度のパワーをかけても、フレームがよじれる感覚が全くない。

また、シッティング時に300キロワット程度で上りをこなすと、リズムよく、効率的に上りをこなすことができる。ここでも、剛性感の高さを確認でき、回転数を高めにして上りをこなすというよりも、70-80回転/分程度のケイデンスで上りをこなすのが効果的という印象を受けた。

平地での走りについては、フレームの各チューブがエアロ形状ではないため、最近のエアロバイクと比較すると高速巡航性が劣るのではないかと考えたが、考えていた以上ではなかった。

確かに、40KM/時以上の巡航性能となると、TALONの直進推進能力の高さが勝っているという感じだが、フレームの剛性が驚くほど高いので、私のように、トルクをかけてライディングするライダーにとっては、高速巡航も効率的に維持しやすい。

また、個人や集団でもスプリントを何度か行ってみたのだが、800キロワット程度のパワーで踏み込んでも、フレーム自体が踏み負けることが全くなく、逆にフレームから「1000キロワット以上で踏み込んで来い。」と言われんばかりに、剛性感に関しては申し分がないと断言できる。集団スプリントでも、先行する選手をシッティングで追い、最後の追い込みポイントでダンシングでペダルを踏み込むと、その領域からもう一段、容易に推進力を上げることができる。

「上りでよし、スプリントでよし。」、このLEGEND SLの特性はどこからもたらされているのだろうか?

まず、なんといっても、カーボン素材が800Kハイモジュール・カーボンファーバーであり、台形(底辺の方が長い)の極太ダウンチューブ。ダウンチューブで受けたパワーを後輪の推進力につなげる、RT-900よりも18%剛性を高めたBB30がこうした特性を引きだしていると感じている。そして、踏み負けないパワーをしっかりとコントロールするために、RT-900より、26%剛性を高めたヘットチューブの存在が挙げられる。ヘットチューブは見た目も極太で、デダのステムが1サイズ、小さく感じてしまうくらいである。

ヘットチューブの剛性は、レースにおいて、非常に大事な要素であり、高速直進性の維持、下りにおけるバイクコントロールといったバイクのパフォーマンスに直結する大事な点である。

LEGEND SLの高剛性を担っているのは、パワーを受け止めるダウンチューブからBB、そして、受け止めたパワーを抑え込む(コントロールする)ヘットチューブの造りと言っても過言ではないと思う。

そして、この驚異的な軽さ。プロライダーの要求を十分満たすスペックを、LEGEND SLは備えている。剛性と軽さを求めるライダーには最適のフレームと言い切れる。

では、LEGEND SLの盲点は?プロライダーには「現時点でない。」と言えると思うが、アマチュアライダーには一つ、「快適性」という問題点を理解しておく必要がある。高剛性ゆえに、快適性はあきらめざる得ない面があるが、LEGEN SLも類稀な高剛性であるため、快適性は正直、期待できない。

リア・トライアングルは様々な断面のチューブを利用し、トップチューブの弓なり構造などを駆使し、快適性の向上が図れているが、TALONと比較しても、荒れた鋪道では、路面からの突き上げが感ダイレクトであり、細かい振動がリアルに伝わってくるのが感じられる。

逆に言えば、路面状況がダイレクトに伝わってくるので、下り坂などのバイクコントロールにおいては、アドバンテージにもなり得るのだが。

<総括>

1. 今までにないフレーム自体の剛性の高さ
2. この軽さでこの高剛性。まさに、レースのためのプロスペック。
3. ロードレースでは、クリテリウム、ヒルクライム、起伏のあるコース(伊豆CSC、群馬CSCなど)でアドバンテージを発揮。
4. トライアスロンでは、ドラフティングOKのオリンピックディスタンスレース、山岳バイクコースのトライアスロンレース及びデュアスロンレースでアドバンテージを発揮。


最近では、エアロロードバイクの人気が目立ってきているが、「軽量・剛性」と、本来のロードバイクの求められるスペックをLEGEN SLは現時点で考えられる最高の水準を備えていると言える。

ロードレースではもちろん、山岳バイクコースの設定が多い日本のトライアスロンレースにおいても、LEGEND SLの軽量・高剛性がアドバンテージになることは間違いない。

[ 2013/07/29 17:34 ] 商品紹介、インプレ | TB(0) | CM(0)

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