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石井麻実選手 今期を振り返って

今期の目標レースを終え、早くも来期に向けてトレーニングを開始した石井麻実選手に話を伺ってきました。
0925石井

・今期は、宮古島・五島・佐渡と3つのロングディスタンスのレースへ参戦されましたが、今振り返っていかがでしょうか?

(石井選手)
冬場のベーストレーニングから順調に励んできましたが、宮古島大会前に膝を故障してしまい、3月の合宿に追い込みをかけましたが、トレーニングが思うように積めなかったことと悪天候の影響もあり、リタイヤという悔しい結果となってしまいました。
その後は約2か月間隔でくる6月五島長崎、9月佐渡ロング日本選手権に向けて、量量+質質と変化を持たせたトレーニングを積み、バイクにおいては宮古島前の週300kmの走行距離を週400kmまで伸ばせるほど、力がついてきたこともあり、五島長崎・佐渡ロング日本選手権共に2位という結果となりました。
まだまだトップの選手との力の差は感じますが、自分自身大きく成長した1年だったと思います。


・東京ヴェルディのエリート選手は、ショートを主戦場とした選手が多いですが、練習は同じメニューでしょうか?

(石井選手)
ショートの選手とはレースにおける戦い方の違いもあり、基本的には別メニューでトレーニングを積んでいます。メニューは、まずは自分で組み立てて監督や先輩のアドバイスを受けて修正を加えていきます。
1人でバイクライドに出かけることもあり、練習から自分と向き合い、甘えに屈しないよう心掛けています。


・サポートバイクのケストレル 4000 Di2の印象はいかがでしょうか?

(石井選手)
TT/トライアスロンバイクでレースに出るのは、今期が初めてでしたが、ロードとは違い単独走が楽に感じます。力まなくてもスピードが出て、ぺダリングすればパワーを加えた分無駄なく進む。特に平地での高速巡航性には優れていてタンタンと走れる。バイクタイムが以前より伸びているのは、バイクの恩恵を受けていることに繋がっていると思います。

・来期の予定はいかがでしょうか?

(石井選手)
今期同様に宮古島・五島・佐渡の3大ロングレースを目標に入れつつ、ショートにおいても国体に参加できるように6月の予選会には照準を合わせていきたいと思います。
また、今期の成績から来期はアイアンマンでのプロエントリーが可能になったこともあり、アイアンマン・アイアンマン70.3辺りも全体的なスケジュールを見ながら参加してみたいと思っています。




まだまだロングをメインに戦い出して3年目ということですが、監督・先輩のアドバイスにも素直に耳を傾け、自分の弱い部分を克服すべく自らトレーニングメニューを組み立て、前へ前へと進むんだと語る姿にこれからも大きく飛躍していく期待感を話を伺いながら感じました。

これからも石井麻実選手の頑張りに熱い声援をよろしくお願いします!

[ 2013/09/25 23:26 ] ケストレルユーザーの声 | TB(0) | CM(0)

2013アイアンマン・ジャパン北海道 バイク機材戦略 ~稲寛彰選手~

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弊社サポートライダーの稲 寛彰選手より、アイアンマン・ジャパン北海道のバイクコースから機材の選定について、レポートを頂きましたので掲載します。

「2013アイアンマン・ジャパン北海道のバイク機材戦略を考える」

北海道洞爺湖周辺での1回目の大会ということもあり、どんなコース・プロフィールなのか?と思っていたところ、正式なバイクコースが発表され、コースの高低差グラフと獲得標高差1,892mを見た第1印象は「山岳コース」であった。

たまたま、今年6月に大分県で行われた全日本選手権ロード大会の周回コースを確認してみたところ、1週15㎞のコースで1週の獲得標高差は470m。この周回コースをエリートクラスは12周回し、獲得標高差5,640mという厳しい山岳レースであったのだが、テレビで見たレース展開は1週目から集団がばらけ、ロードエリートクラス出場の選手でもかなり厳しいレース展開であったのがとても印象的であった。

今回のアイアンマン・ジャパン北海道のコースの標高獲得差1,892mというレベルは、この大分県で行われた全日本ロード選手権の周回コースの4周回分に匹敵する。コースレイアウトのイメージはやはり「山岳コース」となる。

次に、これまで出場したトライアスロンのバイクデータで標高獲得差をチェックしてみた。全て手元のバイクメーターの値となるが、2011アイアンマンコリア(バイク180㎞)が1,724m、2011佐渡(バイク105㎞)が871m、2012宮古島(バイク153㎞)1,148m、2012アイアンマン70.3ハワイ(バイク90㎞)が1,012m、2012アイアンマン70.3セントレア(バイク90㎞)が1,225m、2012アイアンマン70.3プーケット(バイク87㎞)が851mであった。

これまでのデータを確認してみると、アップダウンの程度(感触)という観点では、2012アイアンマン70.3セントレアのバイクコースがイメージに近い(2013の同レースのバイクコースは大幅に変更された)という印象だが。

そして最後に、公表された2013アイアンマン・ジャパン北海道のバイクコース。レイアウトを見てみると、コースの最初と最後のそれぞれ約25㎞、合計約50㎞だけがフラットで、残りの約130㎞は上りと下りで構成されていることが確認できる。

発表されたバイクコースのレイアウトから、個人的にバイクコースに6つの山岳(頂上)ポイントを設定し、それぞれの上りの距離、標高差、平均勾配を以下のようにまとめてみた。

アイアンマン・ジャパン北海道2013バイクコース
スタート地点から(KM) 距離(M) 標高差(M) 平均勾配(%)
第1山岳ポイント 25 6000 150 2.50%
第2山岳ポイント 35 25000 350 1.40%
第3山岳ポイント 70 8000 100 1.25%
第4山岳ポイント 105 20000 300 1.50%
第5山岳ポイント 135 7000 150 2.14%
第6山岳ポイント 145 6000 150 2.50%
トータル 72000 1200 1.67%



およその目安ではあるが、6つの上りのトータルは約72㎞、平均勾配は約1.67%となる。平均1.67%だけの数値を見ると勾配はそれほどきつくないように見えるが、約70㎞以上のヒルクライムをこなすことになる。特にスタートから約35㎞地点から始まる第2山岳ポイントの上りは約25㎞、そして、スタートから約105㎞地点から始まる第4山岳ポイントの上りは約20㎞もある。ヒルクライムレースを一気に3、4本、こなすようなコースレイアウトに見える。

また、6つの山岳ポイントがあるということは6つのダウンヒルがコースレイアウトに含まれており、コースを試走していないのでわかりにくいコース状況ではあるが、バイクコントロールにおけるテクニカルな要素を求められることも考えられる。

そこで、2013アイアンマン・ジャパン北海道のバイクコースでタイムを稼ぐために、TTバイク(Talon)ではなく、LEGEND SLのロードバイク使用にアタッチメントバーを装着し、ホイールも軽くてエアロ効果の高いホイールを装着したバイクでレースに臨む決定をした。

以下、2013アイアンマン・ジャパン北海道に向けて準備したLEGEND SLの詳細である。

LEGEND SL (51cm) 完成車重量約7.3㎏(2013アイアンマン・ジャパン北海道仕様)
ハンドル:デダ・ゼロ100コンパクトホワイト(420㎜)
ステム:デダ・ゼロ100セルビッツイオコルセ31(120㎜)
シートポスト:デダ・スーパーゼロホワイトマットカーボン(径31.6㎜)
アタッチメントバー:デダ・パラボリカドウエ31
コンポーネンツ:シマノ・デュラエース7970(メカニカルシフト10段)
フロントギア:シマノ・デュラエース7970(54×39)
リア・スプロケット:シマノ・デュラエース7970(11-28T)
ペダル:ルック・ケオブレードカーボン(クロモリアスクル)
サドル:フィジーク・アンタレスバーサス(K:iumレール)
フロント&リアホイール・リム:ファーストフォワード・F6R
フロント&リア・ハブ DT SWISS・180カーボンセラミックロードハブ
タイヤ:ビットリア・コルサCX(23㎜)
サイクルコンピュータ サイクルオプス・ジュールGPS


LEGEND SLインプレでも触れさせていただいているように、フレーム自体の軽さが際立っているので、写真のトライアスロン使用にしても、総重量が約7.3㎏と軽量である。後はレース時に、ボトルとスペアタイヤの重さが加わるだけである。ちなみに、TALONのTTバイクでも約9㎏弱となり、TTバイクとしては決して重くない仕様なのだが、山岳コースと思われるコースレイアウトのため、上りにおいてエアロポジションを取る機会が少なくなると考え、ダンシング、シッティングのポジションをフレキシブルに使えるLEGEND SLをチョイスする。バイクの総重量として約1.5㎏の違いだが、70㎞程度上りをこなすことを考えると、重力を減らすために少しでも軽いことにこしたことはない。

また、LEGEND SLの剛性と瞬発性の高さが上りのタイムを短縮させ、疲れ切ったダウンヒルにおいても、ヘッドチューブの剛性の高さからもたらされるコントロール性能の高さが、安定したダウンヒルのコントロール性を向上させ、タイム短縮につながると考えている。

パーツとしてのこだわりは、回転系はセラミック・ベアリングを使用し回転性能を高め、アタッチメントバーにはバーテープを巻き、色々なポジションで利用でき、衝撃吸収性を高める効果を狙っている。フロントギアのインナーは通常のトライアスロンレースでは42Tを使用しているが山岳コースと判断し39Tに、フロントのアウターギアは平地と下りでも踏み込めるように54Tをセット。リアスプロケットも上り・下りと平地で最大限攻め込めるように11-28Tをセット。フロントギアのアウターとインナーの歯数の差が大きく、チェーンの脱落を防ぐために、チェーンウオッチャーを装備。

また、タイヤについては21㎜幅から23㎜幅へと変更し、耐パンク、コントロール性、衝撃吸収性の向上を図っている。

このLEGEND SLで2013アイアンマン・ジャパン北海道のバイクコースで良いパフォーマンスを発揮できるか、今から楽しみである。



レースに申し込んだ時からレースは始まっていますが、限られた情報の中で如何にコースにあった機材をベストチョイスするかで、結果は変わってきます。
初めての大会だけに参加者の皆さんも試行錯誤して準備されていることと思います。
第1回目の大会が成功裏に終わることを願っています。

[ 2013/08/27 10:40 ] ケストレルユーザーの声 | TB(0) | CM(0)

東京ヴェルディ 石井麻実選手へのサポート決定!

2013年度のKESTRELサポートライダーとして、東京ヴェルディトライアスロンセッション所属の石井麻実選手へのバイクサポートが決まりました。
サポートバイクは、4000 LIMITED EDITION Di2 Carbon/Orange 50cm フレームセット

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プロフィールをご紹介します。

・名前:石井麻実(いしいまみ)
・生年月日:1988年10月18日生
・出身地:神奈川県横浜市

・中学高校時代は陸上競技部に所属。中・長距離を専門に競技に打ち込む。
 中学校時代は関東中学校駅伝競争大会の代表に選ばれ出場。

 高校卒業後、体育専門予備校時代を経て、日本体育大学体育学部健康学科に入学。
 大学2年からトライアスロン部に所属。ショート ディスタンスのレースを中心に活動。
 4年時には、初めてロングディスタンスのレース第27回全日本トライアスロン宮古島大会に出場し女子4位に入賞。
 ショートディスタンスでは、東京都選手権で3位になり、日本トライアスロン選手権に出場。
 日本学生トライアスロン選手権では9位に入る。 

 大学卒業後は、東京ヴェルディトライアスロンセッションに所属して選手活動を続け、第28回全日本トライアスロン宮古島大会では前年に続き4位入賞(総合77位)。ショートディスタンスにおいては2年連続日本トライアスロン選手権の出場を果たし現在に至る。


2013年度の初戦は、第29回全日本トライアスロン宮古島大会です。
表彰台で素敵な笑顔がはじけることを願いつつ、ロングディスタンスにおける若きスターの成長をKESTRELは応援していきます。
[ 2012/12/27 12:55 ] ケストレルユーザーの声 | TB(0) | CM(0)

平松弘道選手 レース参戦報告 ~IRONMAN70.3 Vineman~

7月15日(日)IRONMAN 70.3 バイマンに4000 LTD Di2 Carbon/Black で出場しましたた平松 弘道選手からレースレポートが届きましたのでご紹介します。

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大会名:IRONMAN 70.3 Vineman
開催地:アメリカ合衆国カルフォルニア州ウィンザー
日時:2012年7月15日(日)
水温:23度
天候:曇りのち晴れ
レース距離:Swim 1.9km Bike 90km Run 21.1km(ND)

使用機材:KESTRREL4000LTD Di2(バイクフレームセット+電動コンポ)
     PROFILE DESIGHN PROSVET(ハンドル)
     PROFILE DESIGHN T2COBRA(DHバー)
     PROFILE DESIGHN カーボンボトルゲージ
     Panaracer RACE(タイヤ)
     SUUNTO t6c(スポーツウォッチ・心拍計)
     LAS CRONOMETORO 12年モデル(TTヘルメット)
     MAYSTORM 2ピースウエット(ウエットスーツ)
     MAYSTORM Original (サンバイザー)
     SMITH PIVLOCK90(サングラス)
     Asics ソーティマジック(ランシューズ)
     
大会結果:優勝 グレッグベネット(USA)3:45:49
     2位 ジョーガンブル(USA)3:46:14
     3位 マシューポール(USA)3:47:55
     DNF 平松弘道(JPN)

<大会目標>
70.3の世界選手権に出場するには8月2週目までにランキングで50位以内に入らねばならない。現在ランキングは126位。この大会ではトップ10に入り300ポイントをとり、8月最後のレースであるセブ70.3で50位入りを目指すシナリオである。トップ10については、ボイジーの結果から見ても、厳しい目標ではあるが、不可能ではないと思っている。スイムでトップ10パックに食らいつき、バイクでポジションを落とさずランで勝負。

<Swim 1.9km 24分49秒 15位>
スイムはロシアンリバーを950mを往復する。ほとんど流れはなく若干、復路がアゲインスト。30名ほどのフローテイングスタートなので、激しいバトルもなくメインパックで泳ぎ出す。メンバーはITUあがりが多く、スイムも速い。もはや70.3はITUの延長。だんだんとパックのポジションが下がっていく。往路の中盤には縦長のパック。おそらく速いパックは先にいっている。ここが正念場と気持ちをこめてストロークしていくが、本当にきつい。ついに最後尾に下がってしまった。ここで切れたらダメだと言い聞かせて踏ん張る。ITUワールドカップだと最後の完走パックのラインだろうか。前の選手もきつそうだ、集団から離れかかっている。突然、前の選手が立った。そう、ロシアンリバーは浅く、ときに立って走れるほどの水深。思わず私も立つ。上から状況確認。少し走ってまた泳ぐ。やはり第2パックの最後尾、それも切れかかってる場面。後ろは随分と開いて5~6名か。状況は確認できたが、一気に心拍も上昇し、腕を乳酸が支配し始めた。折り返し手前で脱落。立ち上がるんじゃなかった…そう思いながら、乳酸で動きが悪い腕を必死に回し続けた。復路では、明らかに失速している自分を鼓舞しながら泳ぐ。前の選手も一人で泳いでいるようだが、どんどん離れていく。パックを逃した悔しさ、焦りを頭から切り離して、今のベストに集中する。後ろのパックには追いつかれないだろうから、丁寧にこれ以上体力を奪われないように。

<Bike 90m 途中リタイヤ >
スイムアップするとプロだけに作られたトランジットエリアは大盛り上がり。ものすごい歓声の中、トランジッションに集中する。外気温は早朝のため14度くらいで寒い。ボイジーでの反省をいかして、寒さによるふらつきも考慮しながら丁寧にバイクをスタートさせた。スタートから下り基調を進み、しばらくすると激しいアップダウンが始まり、大きく3つの峠を越えてフィニッシュする。
序盤の下り基調でしっかり心拍を安定させてパックのペースに慣れていくつもりでいく。長い下りでブレンダンマーシュに一気に抜かれる。段違いのギアを踏んでいる。テクニカルなコーナーなどを攻めながら見える範囲でついていくが、直線路で一気に離されてしまった。そのあとは3人のパックに追いつかれる。その頃には心拍も落ち着いていて余裕をもって対応できた。それでも、速い。心拍も170越え、集中を外すと一気に崩れそうだ。速いペースに対応するだけでなく、水分補給やエネルギー補給にも気を配らなければならない。一つめのアップダウンをクリアしたところの下りコーナーで前の選手が左に寄ったのに予測ができなかった。前輪は浮かせて回避したが、段差(穴)に突っ込みリアをパンク。衝撃で右ひざをDHバーに強打。そのまま路肩の草むらに突っこんだ。
しばし、茫然。頭の中では混乱と失望で錯乱していたが、手は止めずパンクを直していた。次々に選手が越していく。意外と勝負できる場所にいたのかもしれないと更に失望感が強まる中、パンクを修理してコースに復帰。汗がひいた冷たい体で峠を下る。平坦路に入って踏み込むと強打した部分が痛む。DHバーも下がってしまっていてDHポジションが取れない。このままレースを続けることは完走目的になってしまうと感じ、エイドステーションにてリタイヤを宣言した。

<反省>
今回の反省は、落車につきる。なぜ、あそこで段差を予測できなかったのか。ただ、オーバーペース下ではこうしたミスは大いに起こりうる。実力不足と思う。パックのペースは2時間15分前後。勝負するなら、このペースは最低ライン。次のレースまでにこのペースに余裕ができるようにしないとまたミスは起こるだろう。そして、落車による精神的なダメージ。これは大いに反省したい。落車してパンクしたときに、必要なのは、レースを「たら、れば」で振り返ったり予想したりすることではなく、パンク修理に集中すること、動かなくなった膝を動くようにすること、だ。70.3のレースでパンクした際に完走目的でも走るのか、走らないのかを明確にして臨まなかったこともよくなかった。後味が悪いレースになってしまった。

ともかく獲得ポイントは0。これでラスベガスで行われる世界選手権は絶望的になった。セブ70.3もキャンセルして、2013年のポイントレースに向けてリセットする。今回のラスベガス挑戦は、不発に終わったが、アイアンマンを転戦するうえで必要なことを多く学べた。2013年期はフルディスタンスも走ってコナ世界選手権を目指す。そのためにも、ここでリセット、オフをとって8・9・10月としっかり練習を積み、11月の70.3台湾、12月のアイアンマン西オーストラリアで結果を出したいと思う。


[ 2012/07/23 21:48 ] ケストレルユーザーの声 | TB(0) | CM(0)

4000 LTD Di2 平松弘道選手レース参戦報告 ~4/15(日)宮古島トライアスロン~

4月15日(日)に行われました第28回宮古島トライアスロン大会において、バイクは4000 LTD Di2 Carbon/Orange 52.5cmで出場しました「平松 弘道」選手からレース参戦報告を頂きましたのでご報告致します。

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<全日本トライアスロン宮古島大会>

大会名:第28回全日本トライアスロン宮古島大会
開催地:沖縄県宮古島市
日時:2012年4月15日(日)
水温:23.5度 気温:27度
天候:晴れ
レース距離:Swim 3.0km Bike 155km Run 42.195km(ND)
使用機材:Blueseventy (ゴーグル)
     MayStorm (フルウエットスーツ・2P)
     KESTRREL4000LTD Di2(バイクフレームセット+電動コンポ)
     PROFILE DESIGHN PROSVET(ハンドル)
     PROFILE DESIGHN T2COBRA(DHバー)
     PROFILE DESIGHN カーボンボトルゲージ
     Panaracer RACE typeA(タイヤ)
     SUUNTO t6c(スポーツウォッチ・心拍計)
LAS CRONOMETORO(TTヘルメット)
     MAYSTORM Original (サンバイザー)
     SMITH PIVLOCK90(サングラス)
     Blueseventy(ユニフォーム)
     
大会結果:優勝 Blokhin Anton(ウクライナ)8:06:54
     2位 西内 洋行(TBB)8:12:50
     3位 平松 弘道(SUNNY FISH)8:13:38

<大会目標>
今オフは、宮古島大会で優勝することを最大目標に練習してきた。スイム・バイクをメインパックで進め、走り込んできたランで勝負を決める。

<Swim 3.0km 40 :47 (06 )>
スイムはすぐに抜け出すことに成功したが、じきに集団につかまった。おそらく第2パックだろうと思い安心して泳ぐことができた。2人+4人の集団になり、後ろ4人の中で泳いでいたようだ。宮古島のT1は意外と長く、差が出るので事前にシュミレーションをしていた。ここで集団から抜け出して、バイクの流れに乗ろうとトランジットに集中した。

<Bike 155km 4:16:43(16) 4:57:30(10)>
トランジットはスムーズにいき、6人の先頭になってスタート。じきに河原選手に抜かされ、そして戸原選手にも抜かされた。二人のペースは速く、じわじわと離されていったが、焦らないで石橋選手と外人選手との3名でペースを刻む。2010年は狩俣の直線、11年は池間島の灯台で後方から益田選手、篠崎選手、菅沼選手らにつかまったのだが、今年は南静園を曲がっても確認できない。自分のペースは速いとは思えなかったので信じられなかったが、精神的に余裕をもって走ることができていた。補給も十分にできていた。城辺に向かうところで松丸選手、益田選手、篠崎選手、外国人選手につかまったが、ペースが上がるわけでもなく、各選手、様子見をしているように感じた。去年はインギャーの坂を越えてからのペースアップで遅れたので、勝負所を見誤らないようにしようと思った。しかし、インギャー手前でパク選手、菅沼選手が追いついてきて一気にペースアップ。益田選手を含む3名で逃げられてしまった。外人選手と一緒に追いかけて気持ちが焦ったが、我慢。二人でペースをつくって2周目に入る。また、先行していた河原選手がインギャーの坂でチェーンが落ちたのか、止まっていたので、精神的にもぐっと楽になった。再び池間島に向かうところで、松丸選手、石橋選手に追いつかれ、また前方の戸原選手を吸収し、再びパックになる。ところが、池間島の段差でバッテリー台座が緩んだようだ。カタカタと音がなるようになる。南静園の坂では、完全に外れ、ケーブルだけでぶら下がっている状態。ペダルやディスクに当たっては暴れ、足にもあたるし、いつ絡まって走れなくなるかわからない。恐怖だった。ペースは速くなかったのだが、暴れるバッテリーを気にしながらの走行は非常にストレスだった。それでも、なんとか差を最小限にとどめてバイクフィニッシュ。最後はケーブルから切れて飛んで行った。もちろんギアは変えられないので固定ギアで乗り切った。

<Run 42.195km 3:16:08(07) 8:13:38(03)>
10位でランスタート。脚が軽い。シンガポール70.3でも実感していたが、KESTREL4000ltdはやはり乗り心地が軽く脚が残る。加えてこのレースから、タイヤをPanaracerのニューモデルであるチューブラータイヤ、RACE typeAに履き替えていた。もともとグリップのよいRACEシリーズのチューブラー版で、しっとりとした走り心地。普段8気圧だが、高圧を感じさせないグリップなので、今回は9気圧ほど入れた。それでも硬さや路面の突き上げを感じることなく快適に走行してくれた。
スタート直後に戸原選手を抜き、外人選手、石橋選手、益田選手、松丸選手、パク選手と続けざまにパス。5kmすぎで2分先行していた西内選手もパスして日本人トップの3位に浮上。ペースは3分40秒~4分10秒。予定より速いが、速すぎはしないだろうと思っていたが、この暑さの中では無理なペースだった。15kmすぎて失速。脚の付け根~お腹にかけて張ってしまい、ついに歩いてしまった。調子に乗りすぎた浅はかさを悔いながらも、10位以内は死守しようと、歩いたり走ったりを繰り返しながら回復を待った。12位まで転落していたが、24kmすぎで足が戻ってきた。菅沼選手に抜かれてスイッチが入った。すぐに菅沼選手のペースにあわせて追走開始。後半は、前をいく選手も失速しはじめ、順位をどんどん上げていくことができた。市街地に入り、3位~6位までの4名が連なってのデットヒート。体は本当にきつかったが、すれ違う会員さんに応えながら、集中を高め、ラスト4kmで菅沼選手をかわして3位に。4位の外国人選手が迫ってきたが、どうにか逃げ切って3位でフィニッシュすることができた。

<反省>
優勝できる可能性が高かっただけに冷静さを欠いたレースをしてしまい悔いが残るが、積極的なレースができたこと、メカトラやラン失速でも諦めなかったことで充実感がある。特に市街地へ入ってからの菅沼選手とのデットヒートは自分の気持ちを試された。自分に克つことができてよかった。
また、優勝はできなかったが、実力がついてきたことが確認できた。これで、胸を張って海外のIRONMANへチャレンジできる。今期は70.3を中心に転戦し、9月ラスベガス70.3を目指す。スイム、バイクのスピードを鍛えていこうと思う。また暑い中でのランは武器だが、アジア圏でしか通用しない。3種目ともにレベルアップが必要だ。引き続き、3種目に通じるウエイトトレーニングや、体の操作性を高める練習を行っていく。必ず結果が出ると信じている。
次は、6/3関東選手権(51.5km)、6/9 IRONMAN70.3Boise、6/24 IRONMAN70.3常滑に参戦する。4月中にしっかりダメージを抜いて、5月にしっかり練習を積みたい。

平松選手お疲れ様でした!
多くの方々が、何があっても最後まであきらめないそのハングリー精神に感動されたことでしょう!
まずはしっかり体を休めて下さい。
そして目標に向かって突き進むその雄姿に、また多くの感動を生み出してくれることでしょう。

[ 2012/04/22 23:42 ] ケストレルユーザーの声 | TB(0) | CM(2)